【新築マンション購入】25歳サラリーマン〜人生で一番高いものを買う〜
「この高いときに?オリンピックまで待てよ」
「今買うなら中古でリノベーションだろ!情弱乙」
と笑うものもいるかもしれないが、
僕はこの度新築マンションを買った。
そして今、そのマンションでこのブログを書いている。
これから何回かに分けて、新築マンション購入に至る僕なりの考えと、
実際に住んでみてどうか、といったことについて書こうと思う。
大枚叩いて購入した者の言うことほどあてにならないものはないかもしれないが、
僕は今、心底買ってよかったと思っている。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
マンション購入のきっかけ
住む家を変えるってけっこう労力とお金がかかる。
進学とか転勤、結婚とか子どもが産まれたとか、
大きなきっかけがないと中々しようと思わない。
僕も多分にもれず、結婚を機に新居を探していた。始めは賃貸で。
それで色々物件まわったのだが、なんかしっくりくるものがない。
狭い、駅から遠い、駐車場がないとか、
それでここいいなぁって思うとこは大体予算よりちょい高い。
そんでもって思うわけだ。
これって買ってローン払った方が安くないか?
よくある、賃貸派か持ち家派か問題です。
僕の行き着いた答えは、購入
どちらがお得か?
なんてノストラダムスにしかわからないが(わかってたらみんなそうしてる)、
僕が購入に至った理由は以下の3つだ。
分譲マンションの方が圧倒的にクオリティが高い
食洗機、ディスポーザー、浴室乾燥機といった設備や、
セキュリティもさることながら、
共用部や構造も賃貸とは別物だ。
後日、住んでみた感想は記事するが、
建物自体の遮音性、断熱性はまるで違う。
じゃあ分譲賃貸はどうなの?ってことになるが、
同じ条件なら「住宅ローン+修繕積立金・管理費」の方が全然安い
同じ広さ、同じクオリティのマンションに住もうと思ったら、
自分で買った方が出銭は安く済む。
当たり前の話なのだが、貸主もボランティアではないので、
最低でも5%の利回りが乗っている。
今の住宅ローン金利は非常に低いので(フラット35で1%ちょい)、
住宅ローンを借りて購入したほうが、住居費が安くなるのは当然だ。
より安いお金でよりクオリティの高いところに住める。
よく
「価値が下がっていくマンションに30年もお金を払っていくなんて考えられない」
と言う人がいるが、
貸主の利益のためにずっとお金を払っていくほうが、僕にはもっと考えられない。
欲しい!住みたい!と思うマンションがあったから
そして最大の理由はこれだ。
ここに住みたい!と思うところを見つけたから買った。
いろいろ調べたし考えたが、結局はシンプルだった。
今回のことがきっかけで、
僕は「やっぱりいつかはマイホームが欲しい」と思った。
確かにもう少し待ってオリンピック後とかに買ったほうが安いのかもしれない。
しかしその時に、
自分が欲しいと思う物件が見つかるとは限らないし、
それまでの賃貸分を補うほどの安さになっているとも限らない。
人生で一番高い買い物だからと、お金の損得ばかりに気を取られるが、
結局は自分が納得のいく家を買えた人が勝ちなのである。
「人生プラン」×「住」を考えることの重要性
色々書いたが、そうは言っても
「会社クビになったらどうするの?」
「人口減でこれから大幅に価値が下がるんじゃない?」
「何年もローン払って自分のものになったところで大規模修繕とか、固定資産税とかあるだろ」
とかいろんな声が聞こえてきそうだ。
確かにそうかもしれない。
だが、今後も人口は一部の都市部に集中するだろうし(言い忘れたが僕は地方都市に住んでいる)、
会社クビになっても住むところは探さないといけない。
※これも別の記事で触れるが、住宅ローンはもしもの時に支払いの猶予期間があるが、賃貸にはない。賃貸にもリスクはある。
今後どうなるかわからないからこそ、
自分の人生プランを考えることは非常に大切だと思う。
マンション購入を決めたとき、
20代半ばでの購入とあって、周りからは
「思い切ったな」「まだ早いんじゃない?」
と言われたが、
「じゃあいつになったら買うの?」
という問にははっきりとした答えはなかった。
実際はあまり意識して考えてないのだと思う。
結婚と同じで、周りがなんとなく結婚し始めたから、
マイホームを買うようになったから意識するようになり、
そこで始めて「住」について考える。
もちろんそこで「一生賃貸の方が良い!」と思える人であれば、
それはそれで良いのだが、
「いつかはマイホームを」とちらっとでも思っている人は、
考え始めることに早すぎるなんてことはない。
遠い先と考えずに一度しっかりと考えてみては。
次回は最近話題の「リノベーション」について
僕がリノベーションを躊躇した理由を書きます。
以上。